阿波の「いのこ菓子」

旧暦10月(亥の月)の亥の日の亥の子突き。
西日本のほうが盛んに行われていたようだ。

亥の子突きに回る子どもたちに、家々で餅や菓子をお礼にあげた。
「いのこ菓子」はそのひとつ。
子どもたちは、藁スボや紐に挿して持ち歩いたという。
とても可愛らしく、地域の記憶が込められていてとてもよいお菓子なので、
連載中の『小原流挿花』の11月号に紹介させていただいた。

「いのこ菓子」は、人気があったのか、今は年中つくられている。

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