弘前の「生大王」

『小原流挿花』に連載中の「ふるさとのお菓子を訪ねて」
10月号は、弘前の「生大王」または「大王」「大王当て」
閻魔大王のくじをひいて、大中小の菓子を当てる、当てもの菓子は
大変な人気を誇り、何軒もの製造者がいたというが、今は佐藤製菓さんだけがつくっている。
駄菓子とはいえ、生菓子。だから「生大王」「生」と呼ばれてきたという。

木型に粉を打って、練りきり餡を詰めていく。
駄菓子らしい点は、木型に粉を打って、作業することだろうか?
木型については、連載の原稿に書いた。

弘前では、閻魔大王と閻魔ばあさまのコンビで祀られることが多いようだ。
専求院の山門横の観音さまのお堂でも、観音さまの両脇を守っていらっしゃる。
こちらの閻魔ばあさまがとても好きになってしまった。

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