江戸の笹団子祭と笹団子天王

江戸の厄除け笹団子。笹の枝に小さな団子をつけてある。
陰暦6月の満月に近い日曜日に行われる江戸川区の八雲神社の笹団子祭で授与される。
「笹団子天王」と呼ばれたほど有名な浅草橋の須賀神社のほうでは、笹団子は絶えたようで残念。

市川のほうにも、天王祭の笹団子あって、今も続いている。

神仏習合の色彩の強い天王社(祇園社)は、明治以後、それぞれの神社名に変わったが、
地元ではやはり「天王さん」「祇園さん」。

京都祇園さんの「厄除け粽」も有名だが、江戸は天王さんの「笹団子」。
米の霊力にあやかる「夏越の祓」のひとつのかたち。

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