順徳天皇の天神さま「お練り」と「都忘れ」

佐渡に流された順徳天皇の御持仏のひとつだった天神像が
出雲崎の寺で秘仏として祀られている。
昭和50年代の初めまでは、天神講中の方々が、お前立の天神像を大八車で引いて
「天神さまのお練り」があったそうだが、今はご奉仕をされる人々もいなくなるなど、
「お練り」が再開されることも困難なご様子。

越後には、順徳天皇にまつわる逸話がいくつか残り、また詠まれた歌も伝わる。
「いかにして ちきりおきけむ白きくを みやこわすれと名つくるもうし」
その歌に因んでつくられた菓子。
「いとおかし*順徳天皇と都忘れ」

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