小正月行事は米の霊力へのあやかり

小正月の小豆粥。
京都からお送りいただいた八坂神社の粥杖は、
魔を払う行事によく使われる桃の枝で、つくられていた。
鍋の小豆粥を桃の粥杖でかきまわしました! 粥粒いっぱいついて、吉兆?
お餅は、鏡餅と神社でいただいたお餅を入れて。

小正月の削りかけなどのツクリモノつくりものが盛んな、群馬や秩父などでは、
ヌルデなどで粥杖・粥箸をつくる。きれいに削りかけたり、
二股になった先に団子を挟むところもある。
粥をかきまわして、ついた粥粒の量で作柄を占ったりするのが粥占(かゆうら)で、
社寺で行われることも多い。
粥をかきまわした粥杖は、お嫁さんのお尻を叩くと子宝に恵まれるという呪力あるもの。

護符は粥粒で玄関に貼る。小正月行事はすべて米の霊力にあやかることでできている。

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