節分に薬草を焚き、祓い清める

エッセイにも書いたことがあるが、上野五条天神社では、
節分に薬草「うけら」を焚き、あたりが煙る。「うけら」と餅の授与もある。
現在菅原道真が相殿になっているが、もともとの天神社は少彦名命を祀り、
上野の山のてっぺんに社があったそうだ。

京都の五条天神社では、古い記録にはあるが、今は特に行事をされていない。
「宝船」はこちら天神社のほうがよく知られている。
その「宝船」は、少彦名命の乗ってきた「天乃羅摩船」(ガガイモのサヤの船)。
詳しくは「お菓子かわら版」で。

京都の五條天神社でも、昔は同様の行事があったようだ。
地元では「天使さん」と親しまれている。
去年末に亡くなってしまった京都の知人は、昔はこの社と道祖神の社が
つながっていたことなど、教えてくださった。

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