『日本の歳時伝承』小川直之

中国から伝わった「五節供」のお題目ばかりを唱えるのはつまらない。
中国といっても広く、人々の心根が伝わってこない。
日本の各地に伝承されてきた行事でさえ多重で多様なのだから。
各時代の行政(官僚)主導の「五節供」偏重により、固めつくられてしまった行事の意味を、
もう少しやわらかく、その時代の生活実感に心を添わせながら、見直してみたい。
常に感じているそんな思いに、答えてもらえる1冊。

コメント

人気の投稿