小正月は1年で最初の満月(望)行事

旧暦では、一年の一番最初の満月の日が「小正月」。
今年は、たまたま1月と2月の日にちが、月の満ち欠けぴったり合ったので、
1日が朔(新月)、15や16日が望(満月)となっている。

小正月は本来満月の日の行事。
1年で一番最初の満月に、1年が豊かであることを祈る日。
韓国では1月の満月を「正月大満月」といって、祝うと聞く。

小正月の「まゆだま」は、和のクリスマスツリーみたい。
(ドイツでも最初はツリーを天井から吊りさげたという)
米などの穀物でつくられた願いのかたち、めでたいかたちを
たわわに稔らせた豊穣の枝。飾るのは小正月イブの14日。
緑を落とした冬の枝に花を咲かせませんか?

写真は、2005年の柏崎「風の座」での個展時のもの。

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