讃岐の「梅が枝」と「唐まんじゅう」

12年ぶりに食べることができた、讃岐・観音寺市姫浜の「梅が枝」。
念願かなって、梅が枝のお店「大西甘味堂」さんへ!
はし切れの袋詰めに惹かれてしまい、箱入りは買わずじまい。
「梅が枝」は何軒かつくるお店があったそうだが、今はもともとつくってらしたこちら1軒のみの製造。
昔は高松、丸亀にも出していたそうだ。
なかなか繁盛されたお店とお見受けした。
はし切れでなく、本来の姿は「いとおかし*西讃岐の梅が枝」でどうぞ。
婚礼用には、紅白でもつくるとのこと。大切な日にも「おいり」とともに活躍するのだろう。
この地域では、とても親しまれている菓子のようだ。

やはり、海で九州と菓子文化も共通しているようで、「唐まんじゅう」も昔からつくっている。
佐賀の「逸口香」、長崎の「一○香」などは洗練されておいしいけれど、
最初はこんな感じだったのでは?と思えてくる素朴さがある。
店の前には、石灯籠と「いよみち」の石柱が立っていて、伊予に隣接する地域。
伊予宇和島にも「唐饅頭」、八幡浜にも「唐饅」(下写真)がある。

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