信仰を背景にした金花糖

粉菓子の天神さまも、金花糖の灯籠を添えただけで、威厳倍増。

金花糖は、信仰を背景とした行事に使われてきた。
背景がしっかりしているだけに、残ってきたといえそう。
現在、佐賀県、長崎県、福岡県、石川県、富山県、そして新潟県にみとめられ、
海からの交流を思わせる。
新潟の金花糖(砂糖人形)は、天神信仰とともに。いつまでもがんばってほしい。
天神さまだけでなく、恵比寿・大黒・福助・山犬などの砂糖人形は、
天の神さま、あるいは家を守る先祖の依り代となるようだ。

砂糖人形は、起源は古い(アラビア)が、フランスなどでは、
チョコレート人形におされ、すでに廃絶寸前。
と、思っていたら、パリのフーケでも復活祭につくられていた!
日本のやり方から見ると、少し手抜き法に見えるが、れっきとした金花糖製法!

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