高岡の金花糖木型

加賀藩二代・前田利長の開いた高岡には、加賀金花糖が残る。
現在は雛まつりの金花糖しかつくらないので、この木型は展示のみ。
大野屋さんの店頭でいつでも拝見できる。

摺った熱い砂糖液を流すための漏斗状の流し口も彫られているのが、
加賀金花糖の木型の特徴。木型職人、菓子職人の間で試行錯誤したことが伺える。
この木型の完成度は、加賀落雁文化の高さもあり、ずば抜けているといえる。

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