会津柳津の「あわまんじゅう」

会津柳津の虚空尊さまの名物「あわまんじゅう」。
「粟」は災難に「あわ」ない、などといわれて、
社寺の門前などで粟を使った菓子が売られ、好まれたようだ。
虚空蔵さまは、各地の「十三詣り」でも知られている。

粟は、米より古くからの供物には欠かせないもの。
農業の神さまでもある少彦名命も常世の国へ粟の穂にはじかれてお帰りになった。

そういえば会津周辺には「十三詣り」のほかにも、
子どもの通過儀礼、七歳の祝い「ななくさ」がある。

童謡「とおりゃんせ」には「この子の七つのお祝いにー」の歌詞があり、これまた不思議。
「天神さまの細道」が出てきて、さらに気になるが、
「七つの祝い」はとても大事だったことがわかる。

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